どうも、ぶるーこめっとです。
(音楽系の話なら音楽名義のAQ-CELの方がいい気がしますが、めんどくさいしややこしいのでこのままいきます)
ようやくサイトが整ってきて、本格的に始動できそうです。わくわく。
というわけで早速!実は、今年のNative Instruments社のSUMMER OF SOUNDセールでKOMPLETE KONTROL S88 MK2とKOMPLETE 12のバンドルを買いました。
★2023/05/20追記:現在びっくりするほど安くなってます(自分が購入した時は(KOMPLETE込みで)15万円くらいでした)。しかもKOMPLETE 14 STANDARDもついてきます。SELECTじゃなくてSTANDARDです。迷ってる人は買って!!!
自分は小学生~中学生のころにアップライトピアノでピアノを習っていて、それからもちょこちょこ鍵盤を弾いていたのですが、ここ最近ピアノらしい鍵盤を弾いてなかったのでちょっと恋しくなってたんですよね。
一応MIDIキーボードのiRig Keys I/O 49を所有してるんですが、やっぱりピアノタッチの鍵盤を触りたいなぁと(とはいえ、このキーボードもシンセタッチの割にはしっかりしていていいんですけどね)。
それで色々電子ピアノとかMIDIキーボードとか調べていたんですけど、つい鍵盤上部にあるカラフルなLEDのカッコよさに圧倒されてKOMPLETE KONTROL S88 MK2を買っちゃいました。高かったです…w
つい手が滑ってKOMPLETE 12も一緒に買いましたが、これについてはもう少し使いこなせてから言及しようと思います。
で、このKOMPLETE KONTROL S88 MK2、かなり情報が少ないんですよね。自分もこのキーボードがどんなもんなのか買う前にかなり調べたんですけど、英語はともかく日本語の情報がほんとに少ない。
なので、せっかく持ってるのでできる限り感じたことを書いてレビューしていきたいと思います!
鍵盤の話
重さ
結構重い、と感じます。少なくとも、自分が子供のころ弾いていたアップライトピアノよりは間違いなく重いです。
自分はピアニストではないし力も貧弱というのもあるとは思うのですが、速めに弾くと割とすぐに疲れます。
ただ、自分はグランドピアノやそれを模した電子ピアノをそんなに触ったことがないので、それらと比べるとどうなのかというのがいまいちよくわかりません…。
なので、間接的に比べてみることにしました。
いでよ!!100円玉!!
偉い人は言いました、これを鍵盤の上に重ねれば鍵盤の重さを測れると!(?)
10円玉でやることが多いみたいですが、自分はなぜか100円玉の方がしっくりきました。なんででしょうね…(ゲーセンの情景を思い浮かべながら)。
100円玉は1枚4.8gなので、何枚重ねたら鍵盤が沈み始めるかで鍵盤の重さがわかるというわけですね。
50gを基準に55g(100円玉約11枚半、10円玉だと1枚4.5gで約12枚)くらいになると重め、だそうです。
おうちにピアノや電子ピアノがある人はやってみると面白いかもしれませんね。
さて、KOMPLETE KONTROL S88 MK2さんは…
全ての鍵盤で測ったわけではありませんが、100円玉13枚(約62.4g)~14(約67.2g)枚でした。
ふーん…
重っ。
あ、因みにこのキーボード自体もめちゃくちゃ重い上にめちゃくちゃデカいです。キーボードスタンドもついてきませんので、購入の際は置き場所の確認を。
深さ(ストローク)
これに関してはアップライトピアノの深さを忘れてしまったので何とも言えませんが、個人的には弾いていてちょうどいいと感じます。
こちらも測ってみました。
深さ10mmちょうどくらい。平均的なピアノの深さも約10mmらしいので、標準くらいのようです。
その他
グランドピアノやちょっといいめの電子ピアノに見られる鍵盤を押したときの引っかかる「カタッ」という感触(エスケープメントというそうです)はありません。
とはいえ、弾いていた当時は気にしていませんでしたが、アップライトピアノもエスケープメントの感触はほぼないそうなので、もしかしたら重めのアップライトピアノみたいな感じなのかも?
また、低音部は鍵盤が重く、高音部は軽くなるというのもありません。鍵盤ごとに多少の差はあれど、全てほぼ同じ重さです。
こんな感じでグランドピアノとはちょっと違うかもしれないんですけど、鍵盤を押したときや離したときにハンマーがカコカコ動いてる感覚はしますし、ずっとシンセタッチ鍵盤を弾いていた自分的には弾いていて楽しいです。
機能の話
LEDガイド
KOMPLETE KONTROL Sシリーズといったらやっぱり鍵盤上部にあるカラフルに光るLED!って感じしません?w
初めてこのシリーズを見たときも、とある方がこのキーボードの旧型・KOMPLETE KONTROL S88を動画で使ってるのを見て「こんなキーボードあるのか!!かっけぇ!!」ってなりましたw
このLEDは、普段弾くときも16種類の色に変更することができます。
鍵盤をいくつかの区画に分けて区画ごとに色を変更するということもできます。区画の数には限度があり、さすがに各鍵盤順番に違う色にするとかはできませんでしたw
自分は区画を14個にして虹色になるように設定しています。
虹色に光るLEDを眺めながら弾くのテンション上がりますよ!!
あと、ガイド機能はKONTAKTを使用する際に便利かもしれません。
KONTAKTプラグインの鍵盤上部に表示されている色がそのままKOMPLETE KONTROL S88 MK2のLEDに反映されます。
まだKONTAKTは手に入れたばっかりなんですけど、これだとキースイッチとかすごく見やすそうですね…!
DAW連動機能
自分は普段、KOMPLETE KONTROL S88 MK2が連動に対応していないFL Studioを使っているのでDAW連動機能は期待していなかったのですが、せっかくなので昔使っていたCubase Pro 8(アカデミック版)で試してみました。
…バッチリですね。再生や停止、ノブによるトラックの選択や再生位置の移動など、全て気持ちよく動いてくれました。
正直、こういうのはマウスで十分だと思っていたので、こんなに便利だったのかと驚きました。
FLにも対応してくれないかな…。
といっても、KOMPLETE KONTROLプラグインはFLでも使えます。これを使えば、NI音源のプリセットの選択やマクロの操作をKOMPLETE KONTROL S88 MK2上でできるようになります。サードパーティ製音源も一応表示できます。
LEDの色変更もこれで行いますね。
…って!これ書いてるときに気づいたんですけど!
色んなスケールのLED表示してくれるんですねこれ!!ブルースとかアラビア音階とか!!
すげえ!!勉強になる!!
その他
ピッチベンドとモジュレーションホイールはホイール型です。多くのMIDIキーボードではそうだと思うのですが、旧型・KOMPLETE KONTROL S88はリボンコントローラーだったようなので、個人的にはホイール型になってくれてよかったと感じます(リボンコントローラーも1つついてます)。
自分はピアノ音源メインでこのキーボードを使おうと思ってるので、使うかはともかく。
また、このキーボードはアフタータッチがついています。鍵盤を押し込んだ力によって変化をつけさせる機能ですね。
なんか2つ目のモジュレーションホイールみたいですね。
アフタータッチ対応シンセのビブラートとかアサインして弾くと楽しそう。
自分は(中略)ので、使うかはともかく。
ちょっと残念だったところ
基本的にKOMPLETE KONTROL S88 MK2はいいキーボードだと思うんですけど、ちょっと残念だなと思うことがありました。
まず、いくつかの鍵盤が弾いていて「ん?」ってなります。
何かに擦れるような感じがしたり、黒鍵がカタカタいったり。
まあ、それだけだったら全然大丈夫だったんですけど。
上記のLEDガイドが1つ故障していたんです。一番低いAの音の。
全く点かないのではなく、一部の色が正しく表示されない感じ。
まあたった1つだし一番端っこではあるんですけど、自分は上記の通り、LEDのカッコよさに惹かれてこのキーボードを買ったんです。色も変更できるし、いろんな色にしてみたいじゃないですか。
それに、LEDが正しく表示されないんじゃガイドの意味も…。
(NI社にお問い合わせもしてみたんですけど、納得のいく回答は得られませんでした)
なので、とても、とても残念でした。
でも、商品自体はいいものだし入力に問題はないので、これらのことは全然気にしないよ!って人には全力でおすすめします。
まとめ
とはいえ、やっぱりLEDはカッコいいし、鍵盤も弾いていて楽しいので結果的には買ってよかったです。
とりあえず故障してるLEDは正しく?表示される色で表示することにしてます。
正直ほぼピアノタッチ鍵盤目当て(とLED)で買ったんですけど、機能も便利そうで色々使ってみたいと思いました。特にKOMPLETE KONTROLプラグイン。使いこなせたらいいなぁ…。
せっかくちょっといいピアノ音源も持ってることだし、KOMPLETE KONTROL S88 MK2さんを使っていっぱい弾いていっぱい曲作りたいです!
いやぁ、久々に頑張って文章書いた…w
といっても、思ったままに書いたらこうなりましたけどね。
こんな感じで、持ってるものの感想とか色々書いていきたいです。
ではまた。