DAWの動画をキャプチャーするソフトはOBS Studioがいいよという話

どうも、ぶるーこめっとです。

先日、耳コピ動画をYouTubeにアップしたんですけども。

もちろん、耳コピ自体も難しかったです。でも、もう一つ動画を作るにあたって苦戦したことがあります。

それが動画のキャプチャーです。

他の方の耳コピ動画でたびたびDAWの画面を映したものを見かけてまねっこしたくなったんですが、いかんせん動画のキャプチャーなんて初めてのことだったのでどうすればいいのかよくわかりませんでした。

で、色々調べた結果、OBS Studioというソフトがいいなと感じたのでそれについて話していきたいと思います。

OBS Studioって?

OBS Studioはオープンソースの配信用・録画用ソフトです。

どちらかといえば配信用のソフトとして知られているのではないでしょうか。自分も配信ができるソフトとして名前だけは聞いたことがありました(配信はしたことないです)。

実は、OBSは動画のキャプチャーもできるんです。

と、色々話す前に、自分がOBSを知る前に使用したキャプチャー方法の話をしようと思います。

最初にキャプチャーした方法

実は、OBSを使用したのは2回目で最初はWindows 10に標準で搭載されているゲームバーでキャプチャーしていました。

ゲームバーでもいい感じには撮れます。用途によってはこれでも十分かもしれません。

しかし、これを使ってDAW画面をキャプチャーする際に、オーディオインターフェイスとして前回紹介したBabyface Proを使用したのですが、これの仕様なのか自分の設定ミスなのか画質というか動画の挙動がガッタガタになってしまったんです。

というのも、ゲームバーはASIOが使用できず、ダイレクトサウンドで再生しながらキャプチャーする必要があったのですが、なぜかこの時にDAWの動きがガクガクしてしまうのです。おまけに若干の音ズレあり(というか音を遅くしないと音が割れて聞けたもんじゃないです…)。

ASIOで再生しているときはこのようにはならず滑らかに動くので、ゲームバーでASIOが使えないのが不満でした。やっぱり打ち込んだものを見せたいがために動画にするわけですし。

それに、これからも耳コピ動画とか撮るかもしれないのでちゃんとした環境を構築したかったのです。

で、調べてみたところ、OBSさんなら解決できそうとだいうことを知りました。

OBSのいいところ

キャプチャー初心者につき他のキャプチャーソフトについて詳しいわけではありませんが、OBSの個人的にいいなと思ったところを紹介します。

ロゴがない

無料のキャプチャーソフトだとロゴが動画内に入ってしまうこともあるようですが、OBSだと無料な上にそれがありません。

気にしない方もいるかと思いますが、自分にとってはありがたいですね。

自分は無料のキャプチャーソフトはロゴが入ってるもんだと思っていて、探すときにあまり期待していなかったのですが、こういったロゴなしのものもあるようでよかったです。

範囲選択ができる

若干操作は難しいですが、撮りたいところの範囲を決めることができます。

自分は画面全部を映すとなんだか落ち着かないのと、一部分を映すことによって後で動画にしたときにそこが拡大されて見やすい、という理由でこの機能が気に入っています。

例えばノーツが置いてあるところだけを映すと、そこが動画の画面全体に広がって見やすくなる、という感じです。

因みにゲームバーだとこれができません。画面全体を撮ることになります。

設定のプリセットが作れる

一度作った設定などを保存することができます。

例えば、選択した範囲を保存して、次にキャプチャーしたいなと思った時も同じ選択範囲で呼び出すことができます。

これならいちいち耳コピ動画作るたびにDAW用に範囲を縮めたりしなくて済みそうです。

あと音響の設定も保存できますので、もし耳コピ動画以外の動画を作りたくなった時にASIOを通すか通さないかも迷わなくてもいいのかも。

プラグイン導入でASIOが使える

これがOBSにした最大の理由ですね。

デフォルトではOBSでもASIOは使えませんが、有志によるASIO plugin for OBS-Studioというプラグインを導入すればASIOが使えるようになります。

この環境でキャプチャーしたことにより、画面がガクガクするということはなくなり、見やすさがグンと上がりました。

ただし、音の遅延はゲームバーと同じくらいありました。とはいえ、遅れてるのは数十ミリ秒ほどでどこを演奏しているのかわからないというほどではないので、まあいいかと妥協しました。

あと、この環境の導入が楽です。他にソフトが必要ないし、なにより「キャプチャーソフトでASIOドライバーを指定する」ということができるのが単純明快でとてもよい。

設定方法についてはこちらのサイト様が詳しく解説されています。大変助かりました。

まとめ

DAWの動画を撮る方法は他にもあると思いますが、OBSを使った方法はとにかく楽でわかりやすいのでおすすめです。

DAW動画でない動画のキャプチャーにもいいと思います。

ちゃんとした環境ができると、ちょっとモチベも上がる気がしますねw

自分と同じような症状の方や、DAWの動画の撮り方がよくわからない方はぜひ参考にしてみてください。

では、今回はこの辺で。

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